神戸牛について
一般的に「神戸牛」の呼び名で通っていますが、ふる~いお肉屋さんの間では「神戸肉」と呼びます。
また、世界のトップブランド「KOBE BEEF(神戸ビーフ)」という名前で世界中の舌を魅了してきました。
神戸牛の素牛である「但馬牛」は、約1200年前の「続日本書紀」に その名が登場するほど歴史が古く、食用と言うよりは 田畑を耕したり荷車を引っ張ったりする「使役牛」としての 役割がほとんどだったようです。 時は慶応3年12月7日(西暦1868年1月1日) 坂本竜馬暗殺の22日後のこの日、 日本で初めての 貿易港として神戸港が開港されました。
牛肉を食べる習慣がなかったため、 牛を解体する施設がなかった神戸で 当時使役牛だった但馬牛をイギリス人が解体し、 販売したのが始まりと言われています。
「神戸牛」 「神戸肉」 「神戸ビーフ」の呼び名
ほとんどのブランド和牛のルーツといわれる「但馬牛」のうち、一定の品質基準を満たす「選りすぐり」の「牛肉」のことを「神戸牛・神戸肉・神戸ビーフ」と呼びます。
呼び名については、「神戸牛」は、元々正式には「神戸肉」または「神戸ビーフ」といいます。現在では一般的に浸透している「神戸牛も」正式名称とされています。当店でも商品説明文などでは一般的な「神戸牛」を使用しています。
神戸ビーフの定義
昭和58年、生産者・食肉流通業界・消費者が協力して神戸肉流通推進協議会が設立され、神戸ビーフを世界一に知ってもらうためにそれまで曖昧だった「神戸ビーフの定義」が定められました。
「神戸ビーフはどこで食べられるの?買えるの?」との声を聞き、神戸肉流通推進協議会では、平成19年に地域団体商標登録を行い、繁殖農家を含む生産農家 から販売先まで、すべて指定登録制にされています。竹中肉店の店頭で会員証・指定証・ブロンズ像の掲示をしています。
これらは本物の神戸ビーフを扱っているという証。お店で是非、ご覧下さい。